お知らせ
News
2024.07.31
Wed
プロジェクト発足記者発表会開催
日時:2024年7月31日(水) 16:00~
会場:株式会社日本総合研究所 社会価値共創スタジオ
2024.08.19
Mon
グローバル・アニメ・チャレンジ応募受付スタート!
プロジェクト趣旨
Project Goals
日本アニメは今や世界中から注目を集めています。しかし、この業界を支える優秀な人材は日々の業務に追われており、グローバルな視点を養う機会は限られています。
今後、日本アニメが国際市場で存在感を一層高めていくためには、
現場の人材が国際的な経験や視点、感覚を身につけることが不可欠です。
こうした問題意識から、我々は「グローバル・アニメ・チャレンジ」を企画しました。
これは3年間をかけて世界で活躍できる次世代クリエイターを育成しようという試みです。
国内から才能ある若手アニメーター、プロデューサー、監督/ 演出家の
計6名を選び出し、文化芸術活動基盤強化基金を活用して、
英語のマンツーマン特訓と海外展開に関するワークショップ、
海外の一流スタジオでのインターンシップ、パイロットフィルムの制作と
海外アニメイベントへの出展を経験してもらいます。
この挑戦を経て得られた新たな発見や創作姿勢を土台に、
彼らが将来、アニメ業界に革新をもたらすリーダーに成長することが我々の願いです。
Global Anime Challenge is a three-year program funded by Agency for Cultural Affairs. Its
purpose is to nurture the Japanese anime industry's next generation of the creatives. Six
talented young animators, producers, and directors, will be selected to experience internships
at world-class studios outside of Japan for three months. Then they are to develop concept
trailers to be presented at the world's top animation exhibition events such as Annecy
International Animation Film Festival in France as well as Anime Expo in USA.
- During their internships, scope of these creators' visions would be broadened and enhanced by
learning similarities and differences in production style or how to get artistically inspired.
Such experiences would for sure influence and stimulate their own creativity as well as become
more aware of uniqueness and strengths of the Japanese anime at the same time.
- When they develop their concept trailers afterwards, they would integrate such creative
influences and their own understanding of Japanese anime into their anime production at the
studios they work for. We will bear witness to how this project has transformed these creators
by seeing their test works being showcased overseas and the success is measured by whether they
would gain further international recognitions.
Our ultimate goal and expectation are that these creators would eventually lead in bringing
innovations to the whole anime industry in Japan.
応募条件
Application Requirements
育成対象
アニメーター、演出家/監督、プロデューサー
採用予定人数
6 名
必須要件
・日本国籍または日本の永住資格を有すること。
・アニメ制作会社に所属し、すでにある程度のプロとして実績を有すること。
※フリーランスの場合は、本事業に参加する間はアニメ制作会社に所属することが条件。所属先が見つからな い場合は、GAC事務局が指定するアニメ制作会社に一時的に所属。
歓迎要件
・20〜30歳台を中心とした若手。
・高いコミュニケーション能力や発信力。
・新しいスキルに対する高い習得意欲。
・アート系ではなく、商業アニメを中心とした業績。
・アニメ制作関連会社の経営者やプロデューサーからの承認と推薦。
選考方法
・1カ月程度の間、本ウェブサイトで公募。
・アニメ制作関連会社からの推薦、自己推薦ともに事務局で受付。
・事務局スタッフと指導者の協議により育成対象者を選定。
※応募者の業績、アニメ制作関連会社からの承認と推薦、応募理由のほか、必要に応じて面接を実施し判断。
スケジュール
2024年7月 | グローバル・アニメ・チャレンジ事務局発足 |
2024年8月 | 育成対象者の応募受付 |
2024年10月 | 育成対象者決定・発表 |
採用された方は、本プロジェクトの 各プログラムにご参加いただきます |
|
2024年10月 | 国内でのワークショップ(月2回程度)およびマンツーマンの英語特訓(週2回程度)開始 |
2025年夏頃 | 海外アニメ制作スタジオへの派遣(3カ月) |
2025年~2026年春頃 | パイロットフィルム制作 |
2026年6~7月 | アヌシー国際アニメーション映画祭(仏)やアニメエキスポ(米)に出展 |
指導者
Advisors
植田益朗/ウエダマスオ
UEDA Masuo
株式会社スカイフォール代表取締役/ プロデューサー
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菊池剛/キクチタケシ
KIKUCHI Takeshi
株式会社KADOKAWA執行役/ Chief Anime Officer
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櫻井大樹/サクライタイキ
SAKURAI Taiki
株式会社サラマンダー代表取締役社長/ アニメプロデューサー・脚本家
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数土直志/スドタダシ
SUDO Tadashi
ジャーナリスト/ 新潟国際アニメーション映画祭 プログラムディレクター
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よくある質問
FAQ
Q.
応募条件には、一定の業績が求められるとありますが、具体的にはどの程度の業績でしょうか。
A.
定量的な基準はございません。業績については相対評価を行う予定です。
Q.
地方に居住している者でも、応募できますか。
A.
可能です。育成対象者に選ばれた場合には、海外派遣前ワークショップやマンツーマンの英語特訓にはオンラインで参加できます。
Q.
ウェブサイトで掲載されている情報よりも、もっと知りたい場合にどうすればよいでしょうか。
A.
お問い合わせフォームでご質問下さい。
2024年7月31日(水)グローバル・アニメ・チャレンジ発足記者発表会の様子
@株式会社日本総合研究所 社会価値共創スタジオ
【ティザーver.】
【フルver.】
事業団体とメンバー
Organizations & Members
事業主体
Operating Entity
株式会社キネマシトラス
キネマシトラスは、「100年残る、時代が変わっても変わらない価値観が入っているフィルムを産み出す」を理念に、2008年に設立したアニメーション企画・制作を行う会社です。
PRサポーター/アンバサダー
PR Supporter/ Ambassador
伊瀬茉莉也/イセマリヤ
ISE Mariya
声優。アクロスエンタテインメント所属。 主な出演作は『HUNTER×HUNTER』キルア=ゾルディック役、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』フー・ファイターズ役、『ポケットモンスターXY』ユリーカ役、『メイドインアビス』レグ役、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:II』北上ミドリ役、Netflixオリジナル作品『クイーンズ・ギャンビット』ベス役(アニャ・テイラー=ジョイ)吹替、『A Family Affair』ザラ役(ジョーイ・キング)吹替など。
PR支援
Public Relations Support
鳩岡桃子/ハトオカモモコ
HATOOKA Momoko
株式会社KADOKAWA所属、「月刊ニュータイプ」副編集長兼Newtype海外展開プロジェクトプロジェクトマネージャー。ニュータイプ本誌以外にも、作品書籍や小説、漫画を編集している。これまで手がけた主な書籍に「犬王 アニメーションガイド」「平家物語 アニメーションガイド」「キルラキル 神衣万象」「リトルウィッチアカデミアクロニクル」「大祝賀本 上坂すみれアーティスト活動10周年記念書籍」「中島かずきと役者人」など。
プロジェクトリーダー
小笠原宗紀
キネマシトラス代表取締役会長、ぎふとアニメーション代表取締役、合同会社breccia 代表社員。1995年から制作進行(主にアメリカのアニメ) の職につき、プロダクション・アイジー、ボンズ、カラーを経て、キネマシトラスを起業し、以降、多くのアニメーションプロデューサーを担当。
プロジェクトサブリーダー/ 英語トレーナー
長谷川博美
キネマシトラス海外企画プロデューサー。コーディネーター兼通訳として欧米の見本市やコンベンションに数多く参加。北米VIZメディアに6年間勤務。Netflix オリジナルアニメ『エデン』での共同プロデューサー経験を経て、現職。キネマシトラスではKickstarter や海外アニメーターの育成とスタジオ受入支援、他英語監修・海外コーディネート全般を担当。フリーで会議やアテンド通訳、脚本の日英/ 英日翻訳等。
リサーチャー/ ファシリテーター
安井洋輔
株式会社日本総合研究所 調査部 主任研究員(シニア・エコノミスト)。注力テーマは日本経済における中長期的な構造変化で、現在、リーディング産業になる可能性を秘めたアニメ産業の成長戦略について研究中。東京大学経済学部卒業。コロンビア大学国際公共政策大学院(SIPA)修了(MPA)。千葉大学大学院人文公共学府博士後期課程修了、博士(経済学)。
植田益朗/ウエダマスオ
UEDA Masuo
株式会社スカイフォール代表取締役/
プロデューサー
1979年 (株)日本サンライズ(現(株)サンライズ)入社。TV「機動戦士ガンダム」の制作に参加。1983年劇場版「機動戦士ガンダムⅢ」初プロデュース。以後TV「銀河漂流バイファム」、「シティーハンター」シリーズなどをプロデュース。1993年 サンライズ常務取締役就任。2000年 [ガンダム20周年事業]完遂後サンライズを退社。フリープロデューサーとして「犬夜叉」シリーズに携わる。2003年 SMEグループ(株)アニプレックス制作本部長、執行役員。2005年執行役員常務就任。2010年6月アニプレックス子会社アニメスタジオ(株)A-1Pictures代表取締役社長就任。2014年(株)アニプレックス執行役員社長就任。2016年7月(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント常勤顧問就任。2018年4月より現職。2019年春「シド・ミード展」企画・プロデュース。2024年最新作アニメプロジェクト「未ル わたしのみらい」プロデュース。
菊池剛/キクチタケシ
KIKUCHI Takeshi
株式会社KADOKAWA執行役/
Chief Anime Officer
1968年8月生まれ。 1992年明治大学卒業後、(株)東北新社入社後、TVCM制作を担当。 2004年(株)角川書店入社、アニメ事業に従事。 2021年(株)KADOKAWA メディアミックス事業グループ執行役員 Chief Anime Officer (CAO) 兼 Chief Licencing Officer (CLO) として数多くのアニメ、ゲーム、イベントなど総合的なメディアミックス事業を担当するとともに、(株)StudioKADAN 代表取締役社長を務める。 2023年(株)KADOKAWA 執行役 Chief Anime Officer (CAO) に就任。 2024年KADOKAWAアニメ・声優アカデミー powerd by VANTAN 教育顧問に就任。現在に至る
櫻井大樹/サクライタイキ
SAKURAI Taiki
株式会社サラマンダー代表取締役社長/
アニメプロデューサー・脚本家
Production I.G. で、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の脚本家としてデビュー。 その後、『精霊の守り人』、『レッドライン』、『おじゃる丸』などの有名作品で脚本家としてのキャリアを積む。『ジョバンニの島』という作品をきっかけにプロデューサーの仕事を開始。 2017年にNetflixに入社し、アニメクリエイティブチームのディレクターとして活躍。 『バイオハザード : インフィニット ダークネス』、『極主夫道』、『ポケモン コンシェルジュ』、そして『グリム組曲』などのアニメをプロデュース。 退社後、2023年6月に株式会社サラマンダー(Salamander Pictures)を設立し、新たなアニメの企画開発に取り組んでいる。
数土直志/スドタダシ
SUDIO Tadasahi
ジャーナリスト/
新潟国際アニメーション映画祭プログラムディレクター
国内外のアニメーションや映画・エンタメに関する取材・報道・執筆を行う。また国内のアニメーションビジネスの調査・研究をする。大手証券会社を経て、2002年に情報サイト「アニメ!アニメ!」を立ち上げ編集長を務める。2012年に運営サイトを(株)イードに譲渡。「デジタルコンテンツ白書」アニメーションパート、「アニメ産業レポート」などを執筆。主著に『誰がこれからのアニメをつくるのか? 中国資本とネット配信が起こす静かな革命』 (星海社新書)、『日本のアニメ監督はいかにして世界へ打って出たのか?』 (星海社新書)。